湿気の中の原点

昨日の雨は朝まで降り続いて今日は蒸し暑いですね。

28℃までいくところもあるとかないとか。

もうすぐ夏を感じるような梅雨入り前の昼下がり

非常階段で強く打ち付ける風が心地よさすら感じます。

えぇ。

らしくない前口上ですが特にネタがなかったんです。

こんにちは!SCGTのセンチメンタルおじさんa.k.aオザワです。

 

なんとなくね、

こういう湿度のある陽気だと聴きたくなる音楽ってありますよね。

僕の場合は

Fing Fang Foom

とか

Number Girl

とか。

 

Number Girlはね、やっぱ色々思い入れがありまして、

初めて聞いたのは高校生の時だったかな。

なぜか地元の図書館でschool girl bye byeの貸し出しがあって当時はまだギターを持っていなかったんですが、

なんとなくその荒さと熱量が好きで聞いていて

その当時はそこまでじゃなかったけど。

 

高校3年生で初めてギター買って

初めて1ヶ月でそれは挫折したんですが、

(初めて渡された楽譜がハロウィンとか正気の沙汰じゃない)

でも、せっかく始めたし天気の悪い日とか弾けるように練習していて、

ハイスタ、ブラフマンあたりは徐々に弾けるようになって

そこからイースタンユースとかそれこそナンバーガールを引くようになって、

その中でも当時I don’t knowって曲が好きでした。

 

で、カップリングのサーティーンっていうインストがあるんですけど

(当時はCDウォークマンで聴いてた)

この、真夏の土砂降りみたいな曲が当時『インスト』って呼び名も知らなかった僕の中でとても琴線に触れたんですね。

 

そこから大学で某軽音楽部に入ったんですが、

ここで先輩から教えてもらった音楽がインストだったりして。

【あ、こういうのやりたい】

って思ったんですよね。

インストに拘りたいんじゃなくて、

別に声が主役じゃなくて良いというか

そういう音楽に傾倒し始めたのがこの頃で

 

もちろん歌ものも好きだし、当時やってたバンドも歌ものでしたが、

どこかで、『サーティーン』みたいな音楽がやりたいって思っていたんでしょうね。

 

僕の作るフレーズって、toeとかよりも、どことなくナンバーガールの向井さん田淵さんのフレーバーが残ってるんですよ。(個人的には)

少し不器用な感じとか。

 

綺麗に弾きたいとはもちろん思っているんですが、

結局、僕がやりたいことって、格好良いこととか洗練さというよりは

自分を曝け出すとか発散させたいとか、そういう本能的なところから作ってるフレーズだったりするので、泥臭さ、汗臭さが醍醐味って思ってる節はあります。

結局パンクなんですよね。

 

実を言うと、世代なのにラルクとかルナシーを一度も通らず

ジャパコアで育ったから、

やっぱりジャパコアが好きだし、

たぶんそれしかできない。

ソロとか弾けないしね。

 

だから、結局パンク。