新社会人。バンド活動どうする?

桜が咲いて気づけば新緑の季節。あっという間に2021年も過ぎ去りそうですね。気を抜いてると新社会人ですか?とアンケートを街でされるので、自分の年齢不詳感を改めて実感が出来る季節でもあります。こんにちは、春ですね。齊藤です。
僕は仕事しながら活動をするタイプのバンドマンですが、社会人を始めて間もない頃はよく両立で悩んでいました。仕事をやりながらだと時間が、、とか。自由が、、とかで最初は上手くいきませんでした。。しかし、何とか両立を志して試行錯誤を繰り返していたらバンド活動を続ける事が出来ていました。思い返せば道のりは大変だったけど、考え方や立ち回りが分かれば何とかなるのが両立の道。
今回は4月を迎えて社会人となったけど、仕事忙しくてバンド活動をやっている暇はあるかな?とか、やっぱり解散しなくちゃいけないのかな?と、悩んでいる人へ向けた両立バンドマンの心構えの話です!
社会人になっても音楽を大切にしてるアナタは最高だ!知らない道を歩むのは不安でしょうが一人じゃ無い!ではいきましょう!
新社会人のスタート。最初の3ヶ月はメンバーと話しながら活動。

まずは何より信頼のおけるバンドメンバーに社会人になった事の不安や見通しを相談しましょう!umphもメンバー内で転職や就職があり(特に僕は倒産やら転職で無職によくなってました。。)その度に練習頻度やスタジオの場所、ライブ活動の方針を話し合って来ました。(メンバーには本当に感謝。)
バンドは年月が経つにつれメンバーの状況が変わります!ずっと同じなんてあり得ません。なので、それに応じてバンド活動の体制も時々で変えていくのが大切です!
社会人になりたての時は覚える事も多く、ライフスタイルもかなり変化します。仕事の様子を1ヶ月~3ヶ月ぐらいみて活動が出来るタイミングを計りましょう。両立を始めた最初は活動予定やスタジオが突発的に入れ無くなる事もあります。イレギュラーを予想しながらバンドを続ける環境を模索していきましょう。
新社会人から6ヶ月目。有休キタコレ。さぁツアーもいけるぞ。

6ヶ月目。ついにキタ。メンバーと相談して耐え抜いた貴方が手に入れるもの。それは有休。残念ながらこの時点で有休が使えない雰囲気だったらもう転職を視野に入れるのがオススメ。(有休を使えない会社はずっと使えない!これは実体験だ!)
会社への申請方法は簡単。有休取得届というものを直属の上司に提出すれば大丈夫。有休の理由を聞かれても一言「私用の為。」でOK。有休を使って平日のライブや地方へのショートツアー等を計画して我慢した期間の鬱憤を晴らしていきましょう。
僕の周りのバンドマンは土日を中心にツアーを計画して月曜は有休を使うサイクルで長期の遠征を行なったり、平日を半休(会社によって有給の使い方の種類がある。)にして都内のライブに出たりしています。社会人半年目ぐらいでで会社環境の自由度が分かってくるので、大きな活動はこのタイミングで決めていきましょう。
会社で出世。自由度が無くなる?

たまに見かける出世したく無いバンドマン。理由を聞くと「忙しそうだから。」という理由で消極的な考えをもっていることが多いのですが、個人的に「バンドマンこそ出世しとけ!」と思ってます。ちなみに忙しさは社長だろうが一般社員だろうが社会人をやると例外無く皆んな忙しいので、出世に消極的なのは見識の低さから来る選択の可能性が高いです。
もちろん出世するとヤバい会社はあります。僕は出世したとある会社で300時間以上働いた事もあります。艶なしブラック!でもやっぱり改めて思い直しても出世した方がしないよりも利点が大きいかなと思います。
出世をしない人のデメリットは自分のタイミングで仕事が出来ない事。これにつきます。他人のタイミングで仕事をする事はバンド活動に支障をきたす要素を増やす事だと思ってます。例えば上司から「今日中にこれやっといて。」と忘れていたであろう大きな仕事を突発的に振られた時に限って夜はスタジオとかあるあるです。
しかし、もし自分が上司になっていたら、「スタジオがあるから仕事は前もって終わらせておこう。」と自分で調節が出来るようになります。これ本当に重要なのでもし消極的に考えていたら「バンドマンこそ出世」を是非覚えておいて下さい。
まとめ

結論、社会人になってもバンド活動は出来ます!安心して下さい!うまく時間を作ってバンドと仕事を両立をしてる人は実は多いです!是非、前向きに立ち回って音楽を楽しんでしまいましょう!
社会人なんて言葉に惑わされるな!僕らには僕らの進むべき道がある!ではまた!